紅一点×SnowMan⑨ (ページ41)

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side MIYADATE ページ41

佐『おいー。配信にA出るとか聞いてないよー。』

A『ふふっ。サプライズ成功した？』

向『にしても悪いお嬢様やんな。誰やろうねなんて言っとったやん。』

「配信見た時驚きすぎて声出たよ。」

A『舘さんでもそんなことあるんだ。』

意外〜なんて笑ってるSnowManのお姫様。
この会話はみんなドアから顔を出してしている。

緊急事態宣言が解除したものの、
やはり新型ウイルスの影響は大きくて。

楽屋を1人1人用意してもらい、
ソーシャルディスタンスを保ちながら、
撮影まで待つことになっている。

マネージャーさんに前日に、
久々に会うからってハグしたり、
近寄ったりしないでくださいなんて言われたのは、
それだけ仲良しである証拠だろう。

実際康二は姫に近寄ろうとして雅に止められてたし。

みんなで話した話題は少し前に配信された翔太、
風磨、樹、A、岸のリモートトークのことだった。

サプライズゲストいるから楽しみにしていてなんて
翔太に言われたから見たら姫がいてびっくりした。

視聴者からしたら彼女がいることは
そこまで違和感ないのかもしれないけど、
俺達からしたら別れた2人がこうして自主的な企画で
一緒に撮影しているのが奇跡みたいな感覚で。

それも何も違和感なく話していたからさらに驚いた。

2人の中では吹っ切れたのかな？
あの時はお互いすごく辛そうだったから、
画面越しに楽しく話してる様子を見て
安心感を覚えたのは確かだ。

向『でもなー、なんかみんな楽しそうに話していて俺も楽しかったんよ。』

佐『分かる。いつものみんなだったよな。』

その言葉を聞いてニコニコと笑う姿に
なんだかこちらもニコニコしてしまう。

スタッフ『みなさん部屋の準備整いました。ご移動お願いします。』

撮影の準備ができたらしい。
俺たちは部屋に移動する。

今日はそれスノの撮影だ。
ソーシャルディスタンスを意識して、
みんなとの距離は離し、目の前の
カメラに向かって話していく。

今日は企画をまとめ撮りしていく。
その中でその職業に就いたら
時給や日給がいくらなのかというもので。

姫の番になったのだけど。
早速みんな大荒れしてる。