紅一点×SnowMan⑨ (ページ4)

今日:375 hit、昨日:636 hit、合計:77,324 hit

side FUKAZAWA ページ4

今日はEXPOのためにタイに向かうため、
空港に集合している。

相変わらず康二や佐久間はうるさいし、
阿部ちゃんはタイの観光ガイドブックを開いてるし。

まあ、要は通常運転なわけだ。

「てかエコノミーで大丈夫なわけ？」

A『え？なんで？』

Aは知名度が桁違いだから、
みんなでエコノミー乗ってたらバレちゃいそうだけどな。

「その、、、何かあったら困るじゃん。」

Aはきょとんとした顔をしていたけど、
しばらく俺の顔を見たら何故か笑っていて。

A『大丈夫だよ。席もSnowManにぐるりと囲まれた座席になってるし。いざとなったらふっかさんが守って。』

「あ、おう。」

そう言うと牧さんと雅の元に向かうA。
相変わらずドキッとさせてくるなぁ。

阿部ちゃんがあざといキャラになってるけど、
やっぱり俺からしたら、Aが圧倒的に
あざといんだよな。

目『ふっかさん、今から搭乗手続きっすよ。』

「おー、分かった。」

めめに呼ばれてカウンターに向かう。

出国手続きを終えて、飛行機まで少し時間があったから
免税店をぶらぶらしていた。

やっぱブランド品だよなー。なんか買おうかな。
デビューしたら給料が桁違いに上がるって聞いたし。

佐『おいふっか。何か買うの？』

「もちろん。」

渡『俺はまず化粧品買ったよね。』

A『何で私もついていかないといけないの？買う物ないよ。』

飛行機乗るまでラウンジでゆっくりしようと
していたのにとAは不満そうだ。

「これいいじゃん。どう？」

佐『あー、ふっかぽい。』

渡『買っちゃえ。』

佐久間となべが完全にのせにきてる。

A『これなべくんぽいね。』

佐『どれどれー？あー！翔太っぽい。』

渡『まじ？買おうかな。』

A以外はデビューしたしってことで
どんどん買っていく。

「Aは買わないの？」

A『うーん。興味なくて。』

みんなが買う様子を見ながら、
Aは何かを買うつもりは無さそうだ。